ホーストレッキングとは
ホーストレッキングとは、馬という生き物に乗って一体感と爽快感を楽しみながら四季折々の自然を満喫するアウトドア活動です。
体調について
ホーストレッキングは、長時間全身を使う運動です。体調のすぐれない方や妊娠の可能性がある方、持病や既往症などにより医師から運動を制限されている方はご遠慮ください。
鶴居村の気候
鶴居村の気温
参考:気象庁(2010年~2014年の鶴居村気象データの平均)
春(4月~6月)
雪は4月上旬頃になくなりますが、4月に入っても数日雪の降る日があります。桜が咲く春が来るのは5月中旬頃となり、森の中に様々な山菜が芽吹きます。新緑の季節は6月。森の日差しを遮る木々の緑がまだ少ないため、日焼け対策をお忘れなく。

4月 | 気温は10度以下の日が多く、朝晩は氷点下の時もあります。冬と同じセーターやフリースなどの中間着と防寒着、厚手の靴下・手袋・帽子など用意して気温に応じて調節しましょう。 |
5月 | 温かい日は20度近くになりますが、寒い日もある三寒四温の月。気温調節しやすい中間着やウィンドブレーカーなどの上着を用意しましょう。 |
6月 | 気候はまだ春ですが、年によって暑い日は30度近くになったり、寒い日は朝晩の気温が氷点下近くまで下がったりします。念のため寒さ対策にセーターかフリースなど1枚は用意しましょう。 |
夏(7月~8月)
森の木々の緑が一気に濃くなる季節。暑い日は30度近くなることがあり、蒸し暑い日が続くことがあります。熱中症にならないよう水分や塩分を十分に取るように心掛けましょう。虫が多くなる季節ですので、虫よけや虫刺され用の薬などがあるといざという時に便利です。

7月~8月 | アンダーウェアとして、多少汗をかいても乾きやすい化繊の下着やTシャツなどを用意しましょう。 ただし、上衣は長そで、長ズボンをご着用ください。 |
秋(9月~11月)
緑一色だった森や湿原の色が紅葉し、徐々に茶色に色づいてきます。9月上旬は少し残暑が残る年がありますが、10月に入ると霜が降りる日もあり冷え込み始めます。紅葉は10月中旬から下旬が最盛期となります。冬の足音が近づく11月は下旬になると初雪が降ることもあります。

9月 | まだ少し暑さ残る日がある一方徐々に秋が近づきます。気温調節しやすい服装をご用意しましょう。 |
10月 | 秋が深まり、朝晩の冷え込みが厳しい日があります。セーターやフリースなどの中間着、薄めの防寒着などを用意しましょう。 |
11月 | 晩秋の季節。冬期の装備を参考にし、しっかりとした防寒対策をしましょう。 |
冬(12月~3月)
鶴居村がある道東の冬は雪が少なく、晴天率が高いのが特徴です。12月の後半頃から根雪となり、雪中トレッキングが楽しめるのは1月頃からです。3月になり、春が近づき始めると雪の降る日が増え大雪となることがありますので、天気予報にご注意ください。冬期の装備を参考に、しっかりと防寒対策をしてください。

服装・装備(春~秋)
アウトドアの活動となるホーストレッキングでは、夏期でも騎乗中や休憩中に林や茂みの中の枝や草でこすれて怪我などしないよう長袖・長ズボン、動きやすく汚れても気にならない服装を用意してください。
基本装備
◎・・・必需品 ○・・・あると便利なもの △・・・牧場でレンタル可能なもの
品名 | 必要度 | 備考 |
長袖 | ◎ | 怪我や虫刺されの予防のため、肌の露出が少ないもの |
長ズボン | ◎ | ストレッチ性が高く、騎乗中にこすれて破れる恐れが少ない厚手のもの |
長靴下 | ◎ | 長靴の下に履く厚手のもの |
バックパック | ○ | 昼食、飲料、カメラなどをお持ちになる場合 |
ゴミ袋(小) | ○ | 食料やトイレのゴミを持ち帰るため |
ティッシュ | ○ | トイレ用など。ウェットティッシュは、お手拭きに便利です。 |
日焼け止め・ サングラス |
○ | 春・秋は日差しを遮る木々の葉が少なく、冬は照り返しが強いため、夏期を含め年間を通した紫外線対策がお勧めです。 |
虫よけ | ○ | スプレータイプや塗るタイプなど。5月~10月ぐらいの間は、蚊などの虫に注意が必要です。 |
昼食 | ◎ | 1日トレッキングの場合は、ご持参になるか弁当・おにぎりをご予約ください。 |
雨具(上下) | △ | 防水性が高い雨合羽は、強い雨でも浸水を防ぎます。牧場でレンタルしているのは簡易タイプの雨合羽(上下)になりますので、しっかり防水されたい方はご自身で用意してください。 |
長靴 | △ | 無料でレンタル可能です。長靴もしくは乗馬用ブーツ以外のサンダル、ヒール靴、スニーカーなどの紐靴では騎乗できません。 |
手袋(軍手) | △ | 無料でレンタル可能です。 |
ヘルメット | △ | 無料でレンタル可能です。 |
<蜂の季節にご注意ください(9月~10月)>
蜂の活動が活発になる季節は、黒っぽい服装および香水・整髪料などの甘い匂いをお避けください。過去に蜂に刺された経験のある方は、アレルギー反応について念のため専門機関にご相談ください。
服装・装備(冬)
◎・・・必需品 ○・・・あると便利なもの △・・・牧場でレンタル可能なもの
品名 | 必要度 | 備考 |
防寒着(上下) | △ | アウトドア用の防寒着の他、スキーウェアなども活用できます。 |
中間着 | ◎ | セーターやフリース、薄手のダウンなど気温に応じて重ね着しましょう。 |
下着(上下) | ◎ | 発熱性の下着を上下ともにご利用されると、防寒に効果的です。重ね着もお勧めです。 |
靴下 | ◎ | 発熱性のものや厚手のものを用意しましょう。2枚用意して重ね履きするのもお勧めです。 |
手袋 | △ | ウィンタースポーツ用などの厚手のものが有効です。2枚用意して重ね履きするのもお勧めです。 |
毛糸帽 | ○ | 厚手で、耳まですっぽり覆えるものが、寒さを防ぐのに効果的です。 |
サングラス | ○ | 雪による紫外線の照り返しが強いため、サングラスやゴーグルで目を保護しましょう。 |
ネック ウォーマー・ イヤーマフ |
○ | 口元まですっぽり覆えるネックウォーマーなどがあれば、襟元からの寒さの侵入を防ぎ、温かさを保ちます。 |
使い捨てカイロ | ○ | 上衣に貼ったり、靴の中に入れたりするのに数枚あると便利です。ポケットに入れておくと、手が冷えた時に温めることができます。 |
携帯食 | ○ | 低気温による体力の消耗を補うため、チョコレートなどの糖分を用意しましょう。 |